雑誌「Mart[マート]」について思ったこと

先日のトレンドにあった雑誌「Mart[マート]」初めて知ったのは6年前だったか、IKEAの特集。IKEAが千葉と横浜にできた頃。
スイミングスクールの待合室でママ友達がIKEAに行く話をしながら盛り上がっていたのでした。彼女達は30代専業主婦。丁度この雑誌のターゲット。

マガジンハウスの雑誌ばかり読んできた私にとっては、「Mart」はちょっとあか抜けないスカスカな感じがしたけれど、できたばかりのIKEA特集は上手いなと当時思ったのでした。
そして月日が流れ『マート族』という言葉もできている中、私はこの雑誌と無縁に過ごしてきました。

「Mart」と無縁だった理由の一つには、対象年齢より上のおばさんだからですが、郊外に住んでいないから消費傾向が違うということもあります。
この雑誌のターゲットは、基本郊外に住む小さい子どものいる主婦。IKEAも増えていますが、気がつくと郊外や全国にショッピングモールが増えていました。

「Mart」が取り上げる雑貨の多くはショッピングモールに売っているので、ママ友達と情報を共有し易いのです。
小さい子どものいる主婦達は横並びをしたがり、同じ価値観で行動しがちです。
バックや時計は差がついてしましますが、雑貨類なら手軽に話題にできます。そこを上手くとらえた雑誌だと思います。


「Mart」の特徴の一つに『カリスマをつくらない』というのがあるそうです。
カリスマ…私の好きなナチュラル系には沢山のカリスマがいらっしゃいますね。そのあたりの対比から話を「リンネル」などのナチュラル系雑誌に持って行こうと思いましたが、長くなってしまったのでこの辺で失礼します。